
2001年2月25日ディリースポーツ新聞より
シャフトの方向ずらす
松和ゴルフ工房ではヘッド重量、シャフト重量、ライ角、ロフト角、シャフトを入れる方向などをデジタル機械を使って徹底的に分折し、クラブを造りなおしている。シャフトには、厚くて硬いポイントと、薄くて軟らかいポイントが混在する。それらによってインパクト時のシャフトの曲がり(ねじれ)にバラツキが生まれ、不安定なショットにつながる。この現象を防ぐために、デジタル・インデクターという機械でシャフトの強さや弱さを探し出し、クラブ本来の性能を引き出すことができる。
「見ただけでも分かりますがこの機械で測れば完璧です。シャフトの断面は内径も外径も見た目には円形ですが、地球規模に拡大すると非常にいびつになっています。このいびつさがインパクト時のねじれとして表れるのです。1本、6、7万円もするシャフトはここが違うんです」。
クラブのフェース面がボールを捕らえる時に、飛ばす方向に、真っ直ぐに入ってくれば、ストレートボールが打てる。ビギナーでもよく知っている理論だ。「既製のクラブのシャフトには”転写マーク”が付けられていますね。このマーク上になる目印ですが、これが問題なのです。メーカーではシャフト1本1本を精密に測定して、マークを付けているわけではないからです」。
よく試打会で試打をして気に入った新しいクラブを買ってきて、実際に使ってみると、真っ直ぐ飛んでくれない。玉筋が違う。こんな話をよく耳にする。その原因がそこにあるようだ。
「どんなクラブでも、フェースが真っ直ぐに修正してやれば、買い替える必用はなくなるはずです。」
