レディス通信 コスモス            第2号


気づかない間に進行するクラミジア感染症

- ひどくなると不妊症や子宮外妊娠の原因になることも −


 
器クラミジア感染症は、最近世界的に増加傾向にあり、若い女性の性行為感染症としては最も頻度の高いものです。
その特徴は、感染初期にはほとんどの場合無症状で、多くは気づかれずに感染が進行し、子
宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤腹膜炎さらには肝周囲炎へと広がっていきます。
特に、卵管炎、骨盤腹膜炎がひどくなると、癒着のため卵管の機能を悪くしたり、閉塞したりして不妊症の原因となります。
だから感染初期にちゃんと参断をうけ、充分に治療をうけることがきわめて重要です。
検査は子宮頸管粘液中のクラミジア菌の有無や血液中の抗体を調べることにより行います。
治療はクラミジアに有効な抗生物質を2週間服用すれば完治します。
またパートナーも感染していると考えられますので同時に治療
することが大切です。



肝周囲炎
Fitz-Hugh-Curtis症候群
骨盤腹膜炎
卵管炎
卵管狭窄・卵管閉塞
(卵管性不妊・卵管妊娠)
子宮内膜炎
絨毛羊膜炎
(流産・早産)
子宮頸管炎
産道感染
(新生児結膜炎・新生児肺炎)
性行為により、精液、尿道分泌物より感染



○潜伏期間(感染の機会から発症するまでの期間)
     約2週間。ただし、
70%以上は無症状で感染を自覚することのほうが少ない。
    症状:子宮頸管炎の場合は、帯下(おりもの)の増加のみ、卵管炎、
         骨盤腹膜炎になると下腹部痛、性交痛などを起こすが
         比較的軽い場合が多い。
         肝周囲炎を起こすと、強い腹痛(急性腹症)を起こす場合がある。

男性の症状:尿道炎 - 尿道分泌物、尿道掻疼感、排尿痛
        精巣上体炎 - 陰嚢内容の腫脹、疼痛、発


※ 男性の場合も無症状のことが多い。
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