【新荘川の概要】  

新荘川は鶴松ヶ森(標高1,100メートル)にその源を発し、途中24の支川を集めながら東津野村、葉山村及び須崎市を貫流し、須崎湾に注ぐ、流程24.1q、流域面積約105kuの2級河川です。新荘川は葉山村内を西から東へ流れており、村を南北にほぼ二分しています。北側の山は鶴松ヶ森から播蛇森に連なる山脈で、地質的には石灰岩層があることが特徴であり、この北側の山地から新荘川へ流入する支川の数は多く、そのほとんどは急流であります。これらの支川の流域の山嶺部には、階段状に作られた住宅と農地が分布しており、支川の水を利用しています。

一方、新荘川の南側の支川は北側に比較して数が少なく、山地が低いこともあって勾配は緩いものの、これらの支川の流域には住宅、農地ともあまり見られません。

葉山村は、新荘川の上流域から中下流域まで含み、その流域の60パーセント以上を占めています。新荘川は葉山村の中央を貫流し、川の規模は小さいながら、葉山村にとりましては「母なる川」となっています。 

しかしながら、近年、山林の保水力がなくなったといわれ、新荘川も例外でなく、特に下流域での渇水がみられ、アユに限らず魚類が生息しにくい環境となってきました。 昭和40年代位までは天然遡上のアユもたくさんみられましたが、新荘川も近年は放流アユに依存しなければアユ釣りが成り立たなくなっています。

また、台風などで増水しても2〜3日後にはアユ釣りが可能となります。アユ釣りとしてのポイント は、葉山村赤木堰堤〜須崎市上分あたりまでとなります。解禁は例年5月15日で,全国で一番早く?アユ釣りができます。入河料金は竿釣りの場合、年券7.000円、日券2.000円となっています。解禁当初より20pクラスが釣れ、6月中旬には25pオーバーも釣れるようになりますが、7月1日より網が解禁となり、それ以後、友釣りのポイントは限られてしまいます。


○新荘川のポイント

@葉山村役場前から下流の春日橋(釣り専用区)

例年、役場前から放流することもあり魚影は濃い。釣り専用区でもあり、後期までアユ釣りが楽しめます。

A葉山村姫野々(葉山荘前)

このポイントも例年放流する場所で魚影は濃い。周辺の川幅は狭いが早瀬〜トロへと変化

にとんでいるのも特徴となっています。

B葉山村新土居(村境付近)

須崎市との村境周辺のポイントで、新土居付近はこの川としては比較的川幅も広く、車での 入川も容易なことから、解禁日よりにぎわいをみます。多人数で竿出しが可能で、チャラ、荒瀬 早瀬、トロと変化に富んでいます。(キャンプ可能)

C須崎市上分・平野地区(釣り専用区)

須崎市ではこの周辺が魚影が濃い。笹野橋より下流の堰までは釣り専用区です。このポイント も車での入川が容易でキャンプも可能です。チャラ瀬がほとんどですが、近年は群アユ状態となることが多く、釣人泣かせとなっています。

                    

葉山村 新荘迷釣会 下元啓自